釣りで必ず必要になるライフジャケット。中でも磯釣りは落水の危険性も高く、ライフジャケットなしでは磯に上がることはできません。
防波堤や船での釣りとは違い、磯の釣りでは着用してはならないライフジャケットがあるので詳しく見ていきましょう。
選んではいけないライフジャケットのタイプとは?
ライフジャケットには大きく分けて2種類あり、通常ではどちらのライフジャケットでも大丈夫なのですが磯では使用できないものがあります。
それぞれのライフジャケットの特徴を見ていきましょう!
その1 固定式ライフジャケット
ライフジャケットと聞いて一般的に想像するのが「固定式」タイプです。この固定式タイプは、発泡スチロールなどの浮力材が使われているため落水した瞬間から体が水に浮きます。
空気ではなく発泡スチロールが浮力材となっているため、磯の鋭い岩やフジツボで破損したとしても浮力を得られます。また、これに加え上半身を怪我から守ってくれるため、磯釣りではこの固定式ライフジャケットを使うようにしましょう。
その2 膨張式ライフジャケット
落水を感知してガスがチューブにいれられるタイプを「膨張式ライフジャケット」と言います。通常時はガスが入っておらずペチャンコの状態であるため、固定式と違って非常にコンパクトです。「腰まわりタイプ」や「肩掛けタイプ」など様々なものが販売されています。
通常の釣りでは膨張式ライフジャケットの方が動きやすく快適なので、一般的によく選ばれているタイプになります。しかし、岩やフジツボに引っかかって破損してしまう可能性があるため、「磯釣りで膨張式は使わない!」ようにしなければいけません。
桜マークのライフジャケットじゃないとダメ?
2018年から小型船舶の乗船者にはライフジャケットの着用が義務化されました。また、ライフジャケットでも国土交通省が認めた「桜マーク」のあるライフジャケットでなければなりません。加えてタイプが分かれているため、使用基準を満たすタイプを選ぶ必要があります。
しかし、、「現段階では罰則規定はなく、渡船では桜マークである必要がありません」
実際、磯で多くの人が使っているフローティングベストで桜マークtypeAのものはほぼ販売されていません。
要するに、「磯釣りの際は、しっかりしたメーカーのライフジャケットを着ていれば問題なし」という状況になっているようです。
おすすめのライフジャケット5選
磯釣りで使えるライフジャケットの中でも安心して使うことができるおすすめのものを紹介していきたいと思います。
紹介していくライフジャケットには収納ポケットがたくさんあるため、ルアーや小物などをしまっておくことができます。
ダイワ 「ライトフロートゲームベスト」
ダイワ(DAIWA) ライトフロートゲームベスト ジェットブラック フリー DF-6406ダイワのライフジャケットの中でコスパのバランスが良いライフジャケットになります。プラーヤーやハサミなどの小物入れも付いており使い勝手の良い商品です。初めてライフジャケットを買うという方にオススメです。
ダイワ 「ベンチクールゲームベスト」
ダイワ(DAIWA) ベンチクールゲームベストIV ブラック×ホワイト フリー DF-6109背中部分が空いているため、夏場でも蒸れにくく快適に釣りを楽しむことができるベンチクールゲームベスト。収納面でも充実しており、ルアーケースや仕掛け箱もしっかりと入る大きさになっています。夏場の磯釣りも快適に楽しむことができるライフジャケットです。
ダイワ 「トーナメント」
ダイワ(DAIWA) フローティングベスト トーナメント バリアテック サイバーフロート ライトグレー2XL DF-3206磯釣りの大会でもよく使われている「トーナメント」 収納性はもちろんのこと、これを着ているだけで釣れる自信が湧いてくるようなベストになっています。磯釣りにのめりこんでいるならオススメのライフジャケットになります。
シマノ 「ゲームベスト XEFO」
シマノ(SHIMANO) ゲームベスト XEFO VF-278R タングステン フリーシマノのライフジャケットの中で、コストパフォーマンスが非常に良いライフジャケットになります。収納面もきっちりとしており、ルアーケースやハサミ、携帯などを入れることができます。初心者の方にもオススメですね!
シマノ 「アクトゲームベスト」
シマノ(SHIMANO) ゲームベスト XEFO アクトゲームベスト VF-274R ブラック M動きにこだわったシマノのライフジャケット「アクトゲームベスト」 キャスティングやリールを巻くといった動作で邪魔になる部分を徹底的に排除した、シマノが誇る最高のライフジャケットになっています。磯釣りでのキャスティングゲームなど、キャストを繰り返す釣りでも快適に楽しむことができるようになっています。
ライフジャケットは良いものを選ぼう!
ネット通販などでは数千円ほどのライフジャケットが散見されますが、耐久性や浮力に偽造がよく行われています。
磯釣りでは一度流されてしまうとライフジャケットだけが頼りとなるので、しっかりとしたメーカーのものを買うように心がけましょう! 安心安全に釣りを楽しんでください!
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