一番売れるロングジグはどれ？釣具屋店員が教えるジギング道

釣具屋店員のりょうです。毎年秋から冬の時期にはロングジグが飛ぶように売れていきます。店としては嬉しいですが、品物の補充が大変なのもロングジグなのです、、、(何十本も並べると重すぎます笑)

ロングジグは星の数ほど販売されていますが、中でも幾つかのジグは飛ぶようになくなっていきます。やはり、ジグと釣果には密接な関係があることに皆さん気付いておられますね！　今回はその中でも厳選したオススメのロングジグを紹介したいと思います。

そもそもロングジグってどんなジグ？

ロングジグとはその名の通り、長いフォルムが特徴のジグです。海中でフォールするときに横にスライドしたり、ひらひら回転したりするアクションが特徴と言えます。

種類によって様々なアクションをしますが、基本的に太刀魚やサンマなどのベイトを捕食しているターゲットに効果的なジグとなっています。動かし方一つで釣果も大きく変わるため、奥が深いジグでもあります。

釣れるロングジグと釣れないロングジグの差はアクションの差にあります。同じようなジグでも想像以上に様々な動きをするので、その日やそのポイントに合わせた動かし方で狙いましょう！

カラーは大きく分けてシルバー系かそれ以外に分かれます。太刀魚などがベイトの時は圧倒的にシルバー系への反応が上がります。それ以外のカラーに関しては「どれもいっしょ」というのが多くの船長の口癖です笑　釣具屋としては売り上げが下がりそうな発言なので見過ごせませんね笑

釣具屋では多種多様なロングジグが販売されています。すべて買えるなら問題ありませんが、一本一本が高すぎてとてもそんなことはできません。

そこで、これだけは買っておきたいオススメのロングジグと、釣具屋目線でよく釣れるロングジグを紹介していきます。

一番目は絶大な人気を誇るGOKUUSUです！　入荷した途端売り切れるジグの代表格ですね！

一人で10本以上買う猛者も現れるほどのジグですが、転売しないようにしてくださいね笑　なんやかんや僕も5-6本ストックしています。

なかなかネットで出回らないので釣具屋へ行った時は探してみてください。このジグで釣れなければ今日は終了という感じのジグなので、在庫があれば確実に買っておいてください。

スライドアクションが非常に得意で、青物を始めタイやマグロ、カンパチなんかにも絶大な釣果を誇ります。

通称「禁止漁具」と名付けられるほどよく釣れるのがリスキーです。伊勢湾のジギング育ちのリスキーは数々の大型ブリを仕留めてきたツワモノです。

価格も2000円強で、人気のジグの中ではかなりお手頃な価格となっています。リスキー使って釣れなければあきらめもつく、そんなジグになっています。こちらも転売目的の大量買いはやめてくださいね！笑

「切られてあいたー」でおなじみのあいやージグも大人気のジグです。通常のロングジグに比べて両端が尖っており、軽いアクションが得意のジグです。

あいやージグは非常によく売れますが、入荷量も多いので品切れになることはあまりありません。ただカラー別にみると欲しいものが置いてないこともよくあるので、やはり人気のジグと言えそうです。

お客様にすすめると、「これほんまに釣れるん？」とよく言われるのがジャッカルのバンブルズロングジグ

実は個人的にかなり気に入っているジグで、プレートの下を鉛で挟んだ構造のジグです。このジグの特徴は「重心がずば抜けて下にある」ことです。

通常のロングジグではフォールで回転&スライドでアピールしますが、こちらは跳ねるような動きが特徴のジグになります。フォールでは比較的ストンと落ちるイメージで、しゃくるとロケットのように飛び出します。

通常のジグで釣れないときにはこのロングプレートが爆発することもあるので一本持っておいて欲しいジグになります。

ムラマサやナガマサを載せなければ問題があり！と聞こえてくるほどの定番人気商品がムラマサ

CBセンターバランスやRBリアバランスなど、幾つか種類はありますが、基本的にはフォールでのアクションが良いCBムラマサがオススメです。ドテラ流しやハイピッチジャークのときにはリアバランスがオススメになります。

こちらのジグは売れすぎて逆に品切れになりません！笑　いつでも買いに来てください！というジグになります。

太刀魚が釣れているから必ずロングパターンかといえば必ずしもそうとは言えません。やはりイワシなどを捕食している場合もあるのでロングジグのみで釣りへ行くのはオススメできません。

とはいえ、太刀魚パターンの時はシルバーカラーへの反応が良好なことが多いので、シルバーショートジグなどがオススメになります。なかでもウロコジグは僕が愛用しているものなので安心の釣果があります。

数個ショートジグも忍ばせて船に乗りましょう！