落とし込みや団子釣りで有名なチヌ(クロダイ)ですが、最近チヌをルアーで狙う通称「チニング」がブームになってきています。
身近な河川や港湾部で手軽に楽しめるので、都心部を中心に人気が出てきています。
大阪の淀川や武庫川、大和川など様々な河川の河口部でチニングが行われています。
それでは、これからチニングを始めてみたい方向けに、チニングのおすすめの仕掛けやワームについて紹介していきます。
チニングで重要なワーム
チニングで大切になるのは何と言ってもワーム
まずは基本的なカラーから押さえていきましょう。
チニングのワームのカラー
クリアウォーターカラー
澄水(クリアウォーター)とは、透明度の高い水質を指します。チヌからは、人影が見えてしまったり、落ちてくるルアーが見切られやすい状態でよりナチュラルな釣りが求められます。使うワームはクリア色やウォーターメロン系、スモーク色など、ベイト似たカラーを選ぶようにする必要があります。
マッディーウォーターカラー
マッディウォーターとは、濁りの強い水質で魚の警戒心が少なく、比較的アングラーに有利な状況であると言得る状態のことです。この場合にナチュラル系のカラーを選択すると魚の意識を惹きつけることが難しく、場合によっては不利な状況になってしまうこともあります。カラーとしてはオレンジ系やピンク系をもちいると良いでしょう。
ワームの大きさ
1インチ = 2.54 センチメートル
これをまず押さえておきましょう。
チニングではだいたい1.5インチから3インチのワームを使用するようにします。
大きすぎるとミスバイトが多くなるのであまりお勧めではないですが、大型に絞って釣る場合は有効でしょう。
ワームのつけ方
ワームが決まればフックにセットして釣るだけですね。
いくつかの基本的なつけ方を学んでいきましょう。
テキサスリグ
河口部チニングでは最も一般的なつけ方になります。針先があまり外に飛び出さないので根掛かりを防ぐことができるようになっています。
また、シンカーの重さを変えることで、沈下速度を自由に変えることができるのもポイントの一つです。
ジグヘッドリッグ
おもりと針が一体になったタイプ ジグヘッドリグでは針が上を向いているので根掛かりを回避することができます。
また、針先が飛び出しているので、フッキング率も向上します。
ジカリグ
おもりに直接フックを付けたタイプの仕掛け 最大のポイントは安くで仕掛けを量産できるところです。 根が荒くロストの多いところで使用してみても良いでしょう。
淀川や武庫川、近郊河川でおすすめのワーム
エコギア(Ecogear) ルアー チヌ職人 バグアンツ 2インチ 287 9339
どのカラーもチヌ専用に作られたワームなので、安心して使用することができます。
JACKALL(ジャッカル) ワーム ちびチヌムシ 1.5インチ グレープグリーンフレーク
どちらのワームもフレーバーがついており、匂いでもチヌをおびき寄せることができます。
グレープグリーンフレークは、実際のフナムシや甲殻類に近い色をしているため、どんな状況でも使用することができるカラーです。
メジャークラフト ルアー ワーム ファイティングクロー2.4inc(6cm) 108 ケイムラ オレンジ FCW2.4
ド派手なカラーで、マッディーウォーターの時に威力を発揮します。近郊河川では濁っていることも多いので、一つは持っておくようにしたいですね。
おすすめのフック
ワームが準備できたらフックを用意しましょう。
メジャークラフト ジグパラ ヘッド ブンタ 根魚タイプ 5g
コスパが良いのが、このジグパラのブンタ ヘッドの形状のおかげで根掛かりを減らすことに成功したジグヘッドです。
淀川や武庫川など根が荒いポイントで釣りをするときは是非持っておきたいジグヘッドです。
ハヤブサ(Hayabusa) FINA チヌ・根魚専用ジグヘッド 底まっすぐ 8/5g FS204-8-5
ワームを簡単にセットできるのがこのジグヘッドの特徴。不自然な動きを減らすことでバイトの数を上げてくれます。
スタジオ100 FECO タングステン ドロップショットシンカー カバー リング 5.3g (3/16oz).
ジカリグで威力を発揮するのがタングステンシンカー 比重が重く、飛距離も伸ばすことができます。
自分のお気に入りの鉄板ワームをみつけて、キビレをゲットしましょう!
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