和歌山と大阪の県境に位置する加太漁港は、潮通しもよく和歌山でもトップクラスの魚影を誇ります。
大阪市内から車で1時間半ほどで釣りにいけるので、交通の便も良い釣り場です。
釣りだけではなく、周辺には温泉や食堂、神社などがあるため観光にも最適なポイントです。
今回はそんな加太大波止の釣り場紹介をしていきましょう!
加太大波止(漁港)の概要
加太大波止は加太漁港の西側に位置する全長500メートルほどの防波堤です。
紀淡海峡に面したこの大波止は潮の流れが早く、一級釣りポイントとして有名です。
足元から5メートルほどの水深があり、青物やマダイをはじめ様々な魚を狙うことができます。
過去にはノマセ釣りでマグロが釣れたこともあるくらいで、その魚影の濃さは周辺地域の中でもトップクラスと言えるでしょう。
加太大波止(漁港)のアクセス・設備
加太大波止は大阪から車で1時間半ほどの場所にあります。
南海加太線が整備されたので電車でも行くことが可能ですが、大波止まではかなり距離があるので軽装備で釣行しましょう。
駐車場やトイレ、自販機などの設備があり、初心者や女性のかたでも気軽に楽しめる釣り場となっています。
駐車料金は1日700円、大波止で釣るには一人200円が必要です。
加太大波止周辺の釣具屋
加太漁港内にはいくつか釣具屋がありますが、一番大きな店舗は雑先釣り具店です。
基本的な釣り具はある程度揃っているため、餌や簡単な仕掛けなら揃えることができます。
竿のレンタルもしているので、観光ついでに借りることもできます。
店の前には釣り具の自販機があるので、アミエビやアオイソメであれば夜中でも購入することができます。
加太大波止で釣れる魚
加太大波止では年間を通して様々な魚を釣ることができます。
ほとんどどんな魚でも釣ることが可能ですが、その中でも特に狙ってみたいものをあげていきます。
ファミリーに人気「アジ・サバ・イワシ」
夏から冬にかけて小型回遊魚が回遊してきます。
特にアジやサバ、イワシなどの魚影が濃く、サビキで簡単にクーラーいっぱいに釣ることができるので初心者にもお勧めです。
また冬には30センチ近くのアジが回ってくることもあるので、釣果情報などを確認するようにしましょう!
春には大型のサバが回遊することもあるので、3-4号のハリスのサビキで狙いましょう!
年中狙える「チヌ・シーバス」
チヌやシーバスの魚影が濃いことでも有名な釣り場です。
エサ釣りやルアー釣りなど幅広い狙い方で釣ることができます。
シーバスは、アジやイワシが回遊しているときにノマセ釣りで狙うと良いでしょう。
チヌは沖向きのテトラなどでフカセ釣りで狙うと良いでしょう。
秋の味覚「タチウオ」
秋になるとタチウオの回遊が始まります。例年12月末ごろまで狙うことができます。
大波止は夜になると暗くなるので足元に注意して釣るようにしましょう。
釣り方はワインドやウキ釣り、引き釣りで狙うと良いでしょう。
人で混雑することも多いので竿数は少なめにしておくのが無難でしょう。
春や秋などに回遊「青物」
秋になると早朝に青物がたくさん釣れます。
テトラ部分から釣る場合は少し長めの竿の方が扱いやすいでしょう。
メジロサイズが釣れることもあるのでしっかりとしたラインシステムで狙うようにしましょう!
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冬でも狙える「メバル・ガシラ」
沖向きテトラや大波止の各所はメバルやガシラの一級ポイントです。
ガシラは年中狙うことができ、メバルは12月以降から釣れだします。
アオイソメやシラサエビで狙うことができますが、ワームを使ったメバリングなどが人気のようです。
タコやヒラメ、マダイも釣れる!
その他にも加太の大波止では様々な魚が釣れています。
ノマセ釣りではヒラメやマダイが釣れることも! タコジグを使ってタコを釣る人も多いです。
エギでアオリイカも釣れているので、自分の好みの釣りをしたいですね!
釣りが終われば加太で観光
近年加太の観光地が整備され、より楽しみやすくなってきました。
満幸食堂はテレビなどでも取り上げられ、そのワサビスープはかなり人気です。
午後3時までですが、冷えた体を温めるのにちょうど良いですね!
他には「ひいなの湯」という天然温泉があります。
温泉だけ入ることもできるので、潮風に吹かれた体をすっきりさせることができますね!
また、ひいなの湯では風呂が屋上にあるため、加太漁港の様子を一望することができます。
釣り以外でも見所満載の加太を楽しんでください!
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