5・6月にシーバスを狙うと「思っていたより釣れない、、、」なんてことはありませんか?
この時期は冬ほどの難易度はないものの、夏や秋に比べるとまだまだ釣るのが難しい時期になるので、しっかりとポイントを押さえてシーバスを狙うようにしましょう!
5・6月のシーバスパターンを紹介
基本的に5・6月のシーバスは大きく3つのパターンに分けることができます。
それぞれのパターンに合わせた方法でシーバスを狙うことが釣果アップの鍵となるのです。
その1 マイクロベイトパターン
5・6月だとベイトが成長しておらず、数センチ程度のハクやイナッコがベイトの中心となります。シーバスがこれらの小さなベイトを捕食している状態のことを「マイクロベイトパターン」と呼びます。
マイクロベイトパターンのシーバスは活性が高いものの、ルアーでは非常に釣りづらいと言われています。この時期エビ巻き釣りなどで多くのシーバスがつられていることからも、フォルムの大きなルアーより小さなベイトに分があるのがわかります。
とはいえ、十分ルアーでも釣ることができるので後ほどまとめていきます。
その2 イワシパターン
カタクチイワシやマイワシなどの回遊が本格化するのが5・6月 シーバスを含むフィッシュイーターはこの「イワシ類」が大好物なので、イワシに合わせてシーバスの活性が上昇します。
5・6月のパターンの中ではイワシパターンが最も簡単なパターンなので、初心者の方はイワシについたシーバスを釣るのが良いでしょう。
その3 バチパターン
バチ抜けは地域ごとに差があるものの、5月いっぱいはバチパターンも視野に入れる必要があります。知っている人も多いであろうこの「バチパターン」は、産卵のため海面に漂うバチをシーバスが捕食するパターンです。
バチパターン中はシーバスの意識が水面へと向かうため、専用のルアーで狙うのが釣果を上げる秘訣となっています。
マイクロベイトパターンを攻略しよう
マイクロベイトパターンのシーバスはなかなか通常のルアーには反応しません。簡単に捕食できるベイトがたくさんいるので、わざわざ大きなベイトには反応を示さないのです。このためマイクロベイトパターン攻略は難強いと言われています。
そこでシーバスを釣る方法としては「ルアーのサイズを小さくする」「シーバスの目の前を通してリアクションバイトさせる」の2つが挙げられます。
ルアーのサイズを小さくする
マイクロベイトに合わせてルアーのサイズを小さくするというのが一つの方法です。ライズがあるのになかなか当たらないという場合にはメバル用のプラグなどがおすすめになります。
リアクションバイトさせる
マイクロベイトパターンのシーバスでも、目の前を通されてしまうと食いつく個体が必ずいます。そんな個体に出会うまでルアーを投げ続けるというのも一つの方法になります。
イワシパターンを攻略する
5・6月の中でもっとも簡単なイワシパターン。イワシパターンの時はシーバスの活性が上がっているので様々なルアーで釣ることができます。
大事になるのはイワシの動き。釣果情報などでイワシが釣れているか調べてから釣りに行くようにしましょう。朝や夕方にはライズがおこることもよくあります。
バチパターンを攻略する
5月いっぱいはバチパターンのルアーを持っていくようにしましょう。バチ抜けが始まってしまうと通常のルアーではシーバスの意識が蚊帳の外となってしまいます。
にょろにょろなどのバチ専門ルアーがない場合は、フローティングミノーなどの表層を攻められるルアーを使って狙っても良いでしょう。
シーバスを釣るにはパターンをつかもう
シーバスを釣るにはただ闇雲にルアーをなげていてはいけません。そのポイントのパターンに合わせた釣りをすることが釣果アップの秘訣なのです。
基本的に5・6月はこれらの3パターンなので、それぞれにぴったりのルアーで狙いに行きましょう!
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