深海魚釣りの始め方 和歌山で高級魚を狙おう!

水深300メートルから500メートルを狙う深海魚釣り 

キンメダイやノドグロを釣ってみたいけれど、どうやって始めたらいかわからない!

そんな方も多いのではないでしょうか。

しかし、実際には初心者でも簡単に醍醐味を味わうことができるのが深海魚釣りの特徴なのです!

今回は以外と知られていない深海夜釣りについてまとめていきたいと思います。

大阪や兵庫、奈良などの関西圏に住んでいる人は日帰りでも釣行可能なのでぜひ挑戦してみたいですね!

深海魚釣りの概要とその特徴

深海夜釣りの特徴はなんといっても「水深」にあります。

浅い所でも200メートルから300メートル深い所では500メートル近くのタナを狙います。

東京タワーの上から釣りをしていると思うと、どれだけ壮大なジャンルかがわかりますね!

仕掛けを降ろしたり上げたりするのに時間がかかるため一回の投入に30分ほど時間がかかります

一回の釣りで10投ほどしか仕掛けを投入することができませんがその分奥深さがある釣りといえるでしょう。

深海魚釣りで狙える魚

深海夜釣りでは陸から決して狙うことのできない魚を釣ることができます。

海の深い冷たいところに生息する魚なので脂がのっていることも多く、非常においしい魚を釣ることができるのが特徴です。

また、深海魚の多くはきれいな色をしていることも特徴のひとつです。普段では狙うことのできない非常に美しい魚をぜひ狙ってみましょう!

その一 キンメダイ

深海魚釣りの代表格とも言えるのかキンメダイです。

金目鯛は目が黄色に輝き、魚体が赤いことからその名がついています。

脂がのっていて非常に美味しく、刺身や煮付け干物にして食べることができます。

釣りやすい時期は「春」と「秋」 この時期は一日に10匹以上数釣りができることもあるので、ぜひ狙ってみましょう!

狙い方はこちらを参考にしてください!

その二 アコウダイ

深海魚の中でも金目鯛と人気を争うのが「アコウダイ」

大きいものでは60センチほどにまで成長し、食味だけでなく釣りごたえも味わうことができます。

狙う水深は500メートル前後になることもあり、潮の流れなどで釣果に大きなばらつきが出てしまいます。

その三 のどぐろ(アカムツ)

錦織圭が好きな魚ということで知名度をました「のどぐろ」 口の中が黒いためその名前がつきました。

非常に脂がのった魚で、大きなサイズになると1万円もくだらないような値段がつくこともあります。

深海魚釣りのなかで一番美味しい魚という人もいるくらいの「のどぐろ」をぜひ狙ってみましょう。

その四 黒ムツ

のどぐろに比べて人気は落ちるものの、十分食味を味わえるターゲットになります。

のどぐろ狙いの外道として釣れることが多い魚です。

煮付けや干物にして美味しくいただきましょう!

その他深海魚釣りで狙える魚

深海魚釣りではその他、サバやカサゴ、マトウダイなど様々な魚を狙うことができます。

サバの多くは巻き上げの時に食いつくことがほとんどですが、十分美味しく食べることができるのでぜひ持ち帰ってみましょう!

深海魚釣りのスポット

深海魚釣りは船からの釣りになります。

関西で深海釣りのメッカといえば和歌山県南部でしょう

船を1時間ほど走らせると水深300メートルになるため、様々な深海魚を狙うことができます。

白浜周辺から出船する深海魚船に乗れば、釣りだけでなく温泉や旅館、食事なども楽しめるので一石二鳥ですね!

大阪や兵庫などの関西圏に住んでいるなら、十分日帰りで深海魚を狙いに行くことができます!

それではオススメの釣り船を紹介していきます!

釣り船 「貴丸」 和歌山県田辺

初心者から本格派までオススメできるのが和歌山県田辺から出船する「貴丸」

料金は狙う魚種によって異なりますが、15000円ほどになります。

仕掛けや竿、電動リールの貸し出しもあるので、クーラーボックスだけ持っていっても釣りをすることが可能です。

レンタルはフルセットで3000円 餌は1000円です。

釣り船のおっちゃんがしっかり教えてくれるので、初めての深海魚釣りでも心配する必要は有りません。

深海魚釣り 貴丸

釣り船 「代々丸」 和歌山椿 

和歌山の袋港から出船している深海魚船 代々丸

深海魚だけでなく、飲ませやコマセなど様々な釣りをしているので、通う価値がありそうです。

ライト深海と呼ばれる釣りでは、のどぐろなどを狙うこともできるため、食通の方はぜひ行ってみましょう!

深海魚船 代々丸

釣り船 「丸十丸」

和歌山県日置から出船する丸十丸

オコゼやハタを中心に中深海魚釣りを行っています。

他にもキンメダイやアコウ、ムツを狙うこともあるので、どの日に乗るか相談してから決めましょう!

深海魚船 丸十丸

深海魚釣りの注意点

深海魚釣りは基本さえ守れば、そこまで難しい釣りではありません。

ただ、初心者の場合この「基本」がむずかしく感じてしまうことがあります。

その「基本」とは、、、

       「仕掛けの投入」 

になります。 

水深300メートル以上を狙うので、仕掛けは船を走らせながら船長の指示に合わせて仕掛けを投入します。

自分の番号が呼ばれた時にスムーズに仕掛けを投入できなければ、その回は釣りをすることができません。

一投30分ほどかかるので、投入ミスは大きな痛手になります

仕掛け投入の流れ

仕掛けは船長の掛け声に合わせて行われます。

船に乗る時に自分の番号を教えられ、投入の時はその番号を用います。

1番投入して〜、、、次2番、、、はい3番投入、、、

このような流れでアナウンスされます。

自分の番号が呼ばれた時にすぐ仕掛けを投げ入れられる用意をしておきましょう!

慣れてくると専用の道具を用いて投入を行いますが、今回は初心者用の仕掛けについてもう少し説明していきたいと思います。

初心者の場合、投入する仕掛けは全長10メートル、7-10本針を用います。

この7-10本の針を船のへりの磁石にくっつけて投入の準備を行います。

磁石は等間隔に並んでいるので、針をきっちり順番につけると投入した時にスルスルと海に出ていきます。

仕掛けのセット方法は船長さんが教えてくれるので、乗る船のやり方に合わせると良いでしょう!

餌は何を持っていくべきか

深海魚釣りではスルメイカの短冊を使うことが多いです

基本はこの餌でも十分ですが、日によってはサバの切り身などが良い日もあるので用意していっても良いでしょう。

また、スルメイカも皮付きの赤っぽいものが良い時もあれば、皮をむいた白っぽい物が良い時もあるので、それぞれ用意しておくと釣果が上がるかもしれません。

 

深海魚釣りのポイント

深海魚釣りのポイントはそこまで多くありません。

初心者でも十分マスターできることばかりなので、ある程度頭に入れておいてから深海魚釣りを始めましょう。

一番大事なのは運

深海魚釣りでは、仕掛けを魚がいるポイントに落とせるかどうかが重要なポイントになります。

深い水深では二枚潮、三枚潮になることも多いため、船長さんの合図で仕掛けを投入したとしても狙い通りに行くかどうかわかりません。

魚がいれば食うし、いなければ食わない、というシンプルな釣りでもあるのです。

底をしっかり取る

次に大切になるのが「そことり」です。

ほとんどの深海魚は海底付近にいるため、その棚に合わせて仕掛けをキープする必要があります。

一キロ程度の重りを使うことが多いため着底はわかりやすいですが、ほっておけばすぐ根掛かりしてしまうので注意が必要です。

投入は焦らず落ち着いて

最後のポイントは投入です。

一日で10投ほどしかできないため、一回でも失敗すると大きな痛手になるのが深海魚釣りの特徴です。

そのため船長の合図に合わせて的確に落とせるよう、投入の時だけは気をぬかないようにしましょう!

 

深海魚釣りの道具

深海魚釣りでは専用の道具が沢山あります。

しかし、全て揃えるのはなかなかの出費になってしまうので、はじめの数回はレンタルで十分でしょう

月一で深海魚釣りへ行く! くらいの気持ちになったらぜひ道具を揃えてみましょう!

深海魚用の竿

深海魚用の竿は400号前後の重りにも耐えられる竿ではなりません。

一方でキンメダイやのどぐろの小さなアタリも見逃さない繊細さも必要なので、専用のロッドが必要となります。

総糸巻 中深海・深海 GokuEvolution (ゴクエボリューション) F 245-300(200~400号)/245-400(200~500号)(90071) 220サイズ|245-400号(max500号)

初めての方は竿を買う必要はありませんが、何回も行きたい!となったら是非自前の竿を用意してみましょう!

ゴクエボリューションはキンメダイやアコウダイをはじめ、アブラボウズなどの大型魚にも対応可能な竿となっています。

どれにしたらいいかわからないという場合、これをえらんで間違いはないでしょう。

深海用リール

深海釣りでは、PEラインの6号程度を500メートルは巻ける必要があります。

巻き上げる力も大きくなるため専用のリールを揃える必要がありますね!

シマノ (SHIMANO) 電動リール 17 プレイズ 4000 右ハンドル

今回紹介するのはシマノのPLAYS4000はPEライン6号を500メートル巻けるので、キンメダイやノドグロなど様々な深海魚釣りに使うことができます。

耐久性もシマノなのでピカイチでしょう!

掛け枠

マグネットに仕掛けをつける場合、10本バリ程度が限界です。

しかし、掛け枠を使えば20-30本バリまで対応可能なので、慣れてきたら掛け枠を使ってみましょう!

大洋ベンダーズ (TAIYO VENDORS) 角形ステン掛け枠

一回の投入で10匹以上のキンメダイの鯉のぼりも夢じゃありませんね!

深海魚釣りの世界を楽しもう!

深海魚釣りの魅力はなんといっても魚のおいしさにあります。

海底深くの冷たい海で育った深海魚はアブラが乗ってとても美味しいのです。

また、色も綺麗な赤色をしていることが多く、見た目にも美味しい魚たちといえるでしょう。

釣って楽しい、食べて美味しい、そんな深海魚釣りに一度チャレンジしてみてはどうでしょうか!

 

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