キンメダイ釣りというとなんだかハードルが高そう、、、
深海魚なんて初心者にも釣れるの?、、、
こう思う方も多いでしょうが、実は簡単にチャレンジできるのがキンメダイ釣りの魅力なのです。
そんなキンメダイ釣りの世界に一歩足を踏み入れてみましょう
キンメダイとは
キンメダイは水深300メートルほどに生息する深海魚で、小魚やイカなどを食べるフィッシュイーターです。
名前の通り、キンメダイの目は光を反射して金色に光ります。
見た目は非常に明るい赤色をしており、その食味は脂がのっていて非常に美味です。
伊豆半島周辺や和歌山南部などで釣られています。
キンメダイ釣りの概要
深海に生息しているため、船から専用の道具を使って釣りを行います。
また仕掛けを降ろしたり、巻き上げたりするのに時間がかかるため、一投あたり30分ほど時間がかかります。
このため一回の釣りで10投ほどしか出来ないことも多く、いかに一回でたくさん釣るかがポイントになります。
針数は7〜20本と多めで、多点掛けを狙います。
竿やリールは初めはレンタルで十分ですが、何回も行くのであれば購入しましょう!
竿は300-400号ほどの重り負荷に耐えられるものにしましょう。
ダイワ(Daiwa) 船竿 ベイト ディープゾーン 200-240 釣り竿
リールも5-6号のPEラインを400-500巻けるのもを選びましょう。
シマノ (SHIMANO) 電動リール 17 プレイズ 4000 右ハンドル
キンメダイ釣りの餌
キンメダイはフィッシュイーターなのでイカの切り身やサバの切り身などを用います。
集魚力を高めるために着色した餌を用いたり、脂ののりが良いハラモを使ったりすることもあるようです。
乗る船にどのような餌がいいかあらかじめ聞いておくと良いでしょう。
キンメダイ釣りの流れ
中級者以上では掛け枠を用いて仕掛けを投入しますが、今回は初心者の釣り方をご紹介します。
キンメダイ釣りでは仕掛けの長さが10メートルほどにもなるため、何も考えず仕掛けを上げてしまうと絡んで釣りになりません。
そのため、深海魚船では船べりに磁石がたくさん付いており、そこへ針を順番にくっつけていきます。
このようにすることで仕掛けが絡まず、重りを投げ入れた時に仕掛けがスルスルと出て行ってくれます。
仕掛けがセットできたら次は投入を行います。
投入は船を走らせた状態で行い、船長の合図に従って投げ入れます。
この時にもたもたしてしまうと自分だけでなく周りにも迷惑をかけてしまうので注意が必要です。
詳しくは次の項目で説明します!
キンメダイ釣りのポイント
先ほども言ったように、キンメダイ釣り一番のポイントは仕掛けの投入にあります。
深海魚釣りでは隣の人と仕掛けが絡まないように、船を走らせながら一人ずつ仕掛けを投入していきます。
ここで失敗してしまうと一投無駄になってしまうので30分待ちぼうけることになります。
通常、出船前に自分が何番か言われます。この番号が自分の投入合図の番号なので覚えておきましょう。
「はい、1番投入して〜、、、次2番ね〜、、、はいじゃあ3番〜、、、、、、」
このような掛け声とともに仕掛けを投入していきます。
また、重りで海底をとれるかどうかもポイントになります。
キンメダイは底付近にいるため、重りが浮いてしまうと釣果が落ちてしまいます。
重りは基本1キロほどあるので底がとれないことはあまりありませんが、逆にそこをズル引いてしまい根掛かりしないようにも注意しましょう。
キンメダイを釣った後は?
実は釣ったばかりのキンメダイはお腹が白色をしています。
このまますぐにクーラーボックスへ入れてしまうとキンメダイらしい色になりません。
キンメダイは釣った後しばらく船の上で放置しておきましょう。
こうすることでだんだん赤色が濃く全身へと回っていきます。
新鮮なキンメダイは刺身や炙りで食べよう!
キンメダイといえば煮付けなどが思い浮かびますが、新鮮なものは炙りでいただきましょう!
深海魚は脂がのっていることが多く、炙るととても香ばしい匂いが漂います。
新鮮だからこそ食べられるキンメダイの炙りをぜひご堪能ください!
Iwatani(イワタニ) カセットガス トーチバーナー CB-TC-ODガスバーナーがあればキンメダイをはじめ様々な魚を炙りでいただくことができますね!
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