釣りやキャンプで活躍! おすすめの寝袋(シェラフ)とその選び方

魚を釣るためならどこだっていける!

そんな釣り人でも辛いのが「冬の夜」

車中泊では身にしみるような寒さに襲われ、テントで寝れば凍ってしまいます。

今回は、そんなときでも暖かく眠りをサポートしてくれる寝袋をまとめていきたいとおもいます

もちろんキャンプやツーリングでも使用できるので、釣り以外のアウトドアをする方におすすめです!

寝袋の種類とその特徴

NANGA「the material」より

寝袋(シュラフ)は簡単にいうとアウトドア専用の布団。ちなみにシュラフはもともとドイツ語に由来する言葉です。

現在様々な種類の寝袋が販売されているので、自分にあったものを見つける必要があります。

それでは早速、どのような寝袋があるのか見ていきましょう!

オーソドックスな「封筒型」

コールマン(Coleman) 寝袋 パフォーマーIII C5 使用可能温度5度 封筒型

封筒型の寝袋(シュラフ)は上から下までの幅が同じタイプの寝袋になります。

足元も広くゆったりとしているので寝返りもうつことができますが、体への密着性が低い分マミー型と比べると保温性が落ちてしまいます。一方で、ファスナーを開閉することで暑いときは温度を調節することができます。

完全に開いて使うと掛け布団的として使用することもできます。キャンプのときたけでなく、家で急に友人が寝泊まりするときにも気軽に使えるタイプと言えるでしょう。

また、封筒型は同じものを二つ並べてチャックを閉じることで二倍に連結させることも可能です。家族やカップルで寝袋に入ることもできるのです。

保温性に優れる「マミー型」

コールマン(cleman) スクールマミー2/12 ピンク [最低使用温度12度]

「マミー」とはドイツ語で「ミイラ」を意味するMummyに由来した言葉です。

その名の通り人型をした作りになっており、体との密着性が高いのが特長です。そのため保温力が高く、封筒型と比べると暖かいのが特長です。

寝袋との間に無駄なスペースが少ないため寝返りを打ちづらいので、寝相の良い方におすすめのタイプです。

また、封筒型に比べると軽くコンパクトに作られていることが多いのも特長の一つです

釣り場で防寒するのにおすすめ「人型」

キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) 寝袋 洗える人型シュラフ オレンジxグレー UB-9

名前の通り人の形をした寝袋です。

手や足が分かれているので寝袋に入ったまま活動できるのが最大の特長です。釣り場で椅子に座ったまま仮眠を取ったり、車の運転席に座ったまま寝たりする方にはおすすめの寝袋ですね!

一方で、保温性は手や足が分かれているため封筒型やマミー型には劣ってしまいます。

使い方に合わせた寝袋(シェラフ)の選び方

釣り場で使うと言っても、「車中泊で使う」「テントで使う」「防波堤で使う」などなど様々な用途があります。

それ以外にも「寝袋を使う人数」「気温」などの要素もあるので、どのような視点で考えたらいいかご紹介していきましょう!

何人で使用するか考える

大人数や家族連れ、初心者の方におすすめなのが「封筒型」

その理由は、「連結することで一緒に寝られる」「チャックを開けば布団として利用できる」「ファスナーを開いて温度調節ができる」「寝返りが打てる」などです。

もちろん一人でも使用可能なので、どれか迷ったら封筒型をおすすめします。

 

一人で使用する場合や、荷物をコンパクトに纏めたいなら「マミー型」

マミー型は一人専用に設計されており、封筒型に比べてコンパクトにまとめることができます。

また、コンパクトな割に保温性が高いのでテント泊やキャンプにも最適でしょう。

 

釣り場で使うなら「人型」

寒い中でじっと待っているのは辛いですよね? そんなときに活躍するのが人型の寝袋。

釣り場で椅子に座ったまま寝ることもできます。

また、車が小さくて車内で寝転がれない場ため運転席で寝る場合にもおすすめです。

肌触りを考える

寝袋の外側は基本的に「化学繊維(ナイロンなど)」が使用されています。一方で内側は「化学繊維」か「コットン」のどちらかが使われています。

どちらを選ぶかは「肌触り」と「耐久性・収納性」を考えると良いでしょう。

化学繊維は耐久性が高くコンパクトにまとまるのが特徴です。しかし、肌に当たるとシャカシャカ音がしたり肌触りが悪かったりするという弱点があります。

一方コットンは肌触りはいいものの、収納性や耐久性の面で化学繊維に劣ります。

寝袋に慣れるまではコットンを選び、慣れてきたら化学繊維を使用するのがおすすめです。

使用する温度を考える

寝袋は表記温度のプラス5度で使うのが最適と言われています。

そのため、表記が気温10度の寝袋であれば気温15度前後で使うのが快適でしょう。

また、「夏用」「冬用」などに分けられているものもあるので、使用する気温に合わせた寝袋を選ぶようにしましょう。

車中泊の場合、0度から-15度使用の寝袋を買っておけば冬でもエンジンを切ることができます。ガソリンや車への負担を減らせるので一度試してください!

中綿の素材を考える

寝袋の中綿は主に「化学繊維」と「ダウン」の2種類があります。

ダウンは軽くて寝心地も良いですが、価格が高くなりやすく保管も難しくなります。寝袋をよく使う人や上級者向けです。

一方で化学繊維は保温性が高く、耐久性も高い上に値段も手頃なので、釣りやアウトドアに最適と言えるでしょう。

また、化学繊維はポロファイバー」「マイクロファイバーなどに分けることができます。

ポロファイバーは一般的な素材で、速乾性や保温性に優れています。

一方でマイクロファイバーは速乾性と保温性がポロファイバーより優れたものになっています。値段が高くなってしまうのが弱点ですが、その分の価値はあるでしょう。

粗悪品に気をつけて! 最低使用温度に気をつけよう

アマゾンや楽天などの通販では、安い粗悪品が大量に出回っています。

粗悪品の何が問題かというと「適正気温が全くのデタラメ」ということ。

例えば-15度で使用出来ると歌っている2000-3000円の寝袋を本当に-15度で使うと、おそらく凍死してし舞うでしょう。

評価やレビューもサクラが多いので最低評価が多いものには気をつけましょう!

値段でいうと、氷点下で使用出来ると表記しているもので一万円を超えないものは、ほとんど粗悪品といって良いでしょう。

最低使用気温15度 3000円〜

最低使用気温0度 10000円〜

最低使用気温-15度 数万円

大雑把にまとめるとこれくらいの値段はすると考えましょう。

-気温20度くらいの状況で用いるなら安い粗悪品を使っても良いかもしれません!

安心して使用できるメーカーとおすすめの寝袋

様々な粗悪品が出回っているなかで安心できるメーカー5つを紹介します。

「CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ)」「coleman(コールマン)」「ISUKA」「NANGA」「mont-bell(モンベル)」

これ以外にもしっかりした寝袋はありますが、まずはこのブランドの中から買うのがおすすめです。

値段を抑えたいならこれ! CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ)

キャンプ初心者におすすめのキャプテンスタッグは、コスパの良いメーカーとなります。

車中泊やテント泊のために寝袋を買いたいけど、高価格高性能の商品はちょっと手が届かない、、、

はじめて買うからたかいのはちょっと、、、

そんな方におすすめのメーカーです。

※冬や寒い時期に使用するには、ISUKAやNANGAなどのメーカーの方がおすすめになります。

キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) 寝袋 封筒型 シュラフ フェレール 1200 [最低使用温度7度]M-3475

最低使用気温7度ですが値段が安く保温性にムラがあるので、車中泊や暖かい時期の野外泊にオススメの寝袋です。

連結させて家族で使ったり、広げてブランケットとして使用したりもできます。 値段は2000-3000円ほど

キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) 寝袋 洗える人型シュラフ オレンジxグレー UB-9

釣り場で活躍する人型寝袋。椅子に座ったまま寝たり、釣りをしながら着られる寝袋です。

釣りで使うにはかなりオススメですね! 価格は16000円ほど

寝袋・シェラフの専門メーカー ISUKA

寝袋のブランドであるISUKA

山登りやキャンプをする人なら知っていることも多いでしょう。

保温性や耐久性、デザインなど様々な面で最高の寝袋を提供してくれます。

車中泊はもちろん、釣りでテント泊をする場合などにもオススメの寝袋になります!

ISUKAには本格的な雪山用寝袋などもありますが、こんかいおすすめするのは「パトロール」と「ウルトラライト」の二つ

パトロールは冬用、ウルトラライトは夏用の定番です。 価格は一万円前後

イスカ(ISUKA) 寝袋 パトロール600 ロイヤル [最低使用温度2度]

オーソドックスな冬用のパトロールは最使用気温2度であり、車中泊やテント泊など様々な場面で活用できます。

少し厚着をすれば、雪がちらつくところでも十分使用可能です。

イスカ(ISUKA) 寝袋 ウルトラライト グリーン [最低使用温度10度]

夏用のウルトラライトはコンパクトにまとめられるのが特徴です。

暖かい時期に使うならこれを買っておいてもんだいないでしょう。

他にももっと良い製品がたくさんあるので、財布が許せば検討してみてください!

安心の日本製メーカー NANGA

20年以上寝袋を作っているNANGA 

その性能は文句の付け所がありません。高めの値段設定にはなっていますが、一度買えば長く使えるので払う価値のある寝袋と言えるでしょう。

こちらも色々な製品がありますが、今回はオーソドックスなオーロラ350を紹介します。

NANGA(ナンガ) オーロラライト350DX レギュラー ブラウン

値段は3万円ほどしますが、ダウンを用いており品質はピカイチ。

最低使用気温は0-5度なので、釣りで使うのにピッタリです。お金に余裕があれば検討してみましょう!

アウトドア大手 coleman(コールマン)

多くの人がしっている有名ブランドcoleman 

そこで発売されている寝袋は手頃な価格ながらしっかりと作られています。

ISUKAやNANGAが高い!という方はこちらが良いかもしれません。

【Amazon.co.jp 限定】コールマン(Coleman) 寝袋 フリースフットイージーキャリースリーピングバック C0 使用可能温度0度 封筒型 ネイビー

colemanの封筒型のこちらの商品は普通の寝袋よりも大きめですが、布団のように寝心地が良いです。

車で車中泊などするときはオススメです! 価格は6000円程度

コールマン(Coleman) 寝袋 パフォーマーIII C5 使用可能温度5度 封筒型 オレンジ

先ほどの寝袋よりもう少しコンパクトになったこちらもオススメです。

価格も5000円程度なので手頃と言えるでしょう。

誰もが知るmont-bell(モンベル)

ウィンドブレーカーやリュックなど、アウトドア以外で使っている人も多いモンベル

大手ブランドだけあっていい商品を出しています。

値段も品質に見合うものなので、ぜひ検討してみましょう。

モンベル(mont-bell) 寝袋 ファミリーバッグ 1 [最低使用温度-1度] サンセットオレンジ

値段は8000円ほどとお手頃な価格の寝袋です。

氷点下で使用するのは寒く厳しいですが、車中泊にはもってこいの寝袋と言えるでしょう。

モンベル(mont-bell) 寝袋 アルパイン ダウンハガー650 3 バルサム [最低使用温度0度]

最低使用気温0度のこの寝袋はマミー型で持ち運びもコンパクトです。

釣りだけでなくキャンプやバイク旅などに使うとオススメです!

まとめ 最高の寝袋を買うために

以上で寝袋の紹介は終わりです。

最後にポイントをまとめると

「最低使用気温に5度足した気温が快適な気温である」

「ネットに溢れる粗悪品に注意! 特に寒いところでは凍えるので要注意」

「自分にあった性能、形のものを選ぼう」

となります。

以上のことを踏まえて最高の眠りをゲットしましょう!

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